7.31日経新聞 ネット戦略

2012年7月31日の日経新聞、ネット関係の記事が騒がしい。
・イオンモールオンライン
・競うネット通販(アマゾンが先行する通販物流革命)
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イオンモールオンラインとアマゾンが先行する通販物流革命

そうか、で終わらせないで、特にネットで商品を販売されている方は、少し掘り下げて考えてほしいんです。
もしも我々が、何の戦略も持たずに、「ネットは儲かるだろう」なんて思ってECサイトを運営していたら、これらイオンやアマゾンが直接競合となってしまいます。
この2つの記事が現在のネット戦略の大きなポイントを物語っていると思うので簡単に私の考えを述べます。
 
 

イオンモールオンライン

イオンがネット上でモールを展開する意味は何でしょう。

  • イオンのモールは自社だけではなく専門店も取り込んでいる
  • ネットで注文して店舗で試着してから購入する事もできる
  • ポイントは実店舗と共通。

近くに店舗がある人にも無い人にも商品を届けられ、ネットでは試着できないと言う不安を実店舗で解消し、「買い物するならイオンしか考えられないよ」と顧客の囲い込みを狙っている。
 
 

アマゾンの通販物流革命

こちらのサービスも強烈だ。今日頼んだ90円のボールペンが今日届く。しかも送料無料。
かつて、ネットに出店しさえすれば儲かった。それが、実店舗が不要なため経費削減が出来ると言う理由で、価格破壊が起った。ここで勝負できなくなった店舗は撤退した。さらにこの物流革命は何を意味するのか?
もう、価格だけでは勝負できない。価格で勝った上で、すぐに届くと言うサービスで顧客のニーズに対応した。
ネット上での戦争が、これだけ激しさを増しているということです。また、我々はこれらの脅威にどんな戦略でいどむのか、真剣に考えないといけない時期に来ているということです。
 
 

戦略立案

では我々中小企業の経営者は何をどう考えていかなければいけないのでしょうか。
もしあなたのサイトで扱っている商品が、他社の物と比べて強みが無く、これらの脅威と戦う術が無いのであれば、撤退を視野にいれる時が来たのかもしれません。
もし、独自性があり、それが顧客に響くのであれば、その独自性をさらに強調し、お客さんが購入ボタンを押しやすい様に「戦略」で勝負しなければいけないのではないでしょうか。
戦略を立案するために必要な事は何でしょうか。一つは今後の市場がどの様に動いていくのかを読む事。そして競合はそれに対してどのような戦略で戦っているのかを読み取る事。さらに、お客さんがなぜあなたのサイトで買うのか、または買わないのか、その顧客の深層心理はどう動いたのか。このような事を洗い出す必要がありますよね。
そして、あなたの競合優位性をどのように表していくのか、ココが戦略です。

いずれにせよ、ネット上での戦いは激しさを増す一方ですね。ですが、諦めなければ、必ず勝つ方法はあるはずです。
 
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