Webマーケティングとは:マーケティングの定義

Webマーケティング「Webマーケティング」という言葉を何気なしに使ってしまいますが、そもそも「Webマーケティング」とはどういう意味でしょうか。「Webマーケティング」を分けますと「Web」と「マーケティング」に分解されます。「Web」はインターネットをさす言葉。では「マーケティング」とは?

マーケティングとは、顧客満足を軸に『売れる仕組み』を考える活動。

一般的に販売推進、営業推進と混同されがちだが、長期的な視点から顧客支持を得ることを目的としている点で、これらのセリング(販売)とは異なっている。セリングは、今日や明日の売り上げを確保するためにどういう広告宣伝、販売促進をするか考えることが主な活動である。

一方、マーケティングは、顧客にとって価値のある製品やサービスを提供するために必要なすべての要素をコントロールする役割を担い、その結果、顧客からの信頼を勝ち取り、継続的に成長することを目的とする。

市場が成熟し、製品、サービスの機能面での差別化が難しくなるにつれて、マーケティングの重要性は増している。特に、顧客の認知をどうコントロールしていくかがマーケティング戦略の優劣を決するようになっている。最近では、顧客とのあらゆるタッチポイント(接点)において、顧客の認知をコントロールする重要性が高まり、認知心理学の要素も取り入れられるようになっている。

Globis Web Site より引用

集客することがマーケティングだ、調査することがマーケティングだ、コンバージョンを上げることだ、と言われるケースもありますが、それらは販売促進であったり、営業促進に属し、マーケティングの一部であっても、マーケティングそのものを表すことではない、と言うことがわかります。
ちなみに私はGlobisでMBAを修了しましたので、上記引用の考え方には agree です。

長期的な視点から顧客支持を得ることを目的としている

長期的な視点

短期ではなく、長期であることがポイント。ここは重要なポイントで、マーケティングと言うからには意識しなければなりません。何か施策を行っても、すぐに効果が無くなるとか、速い速度で陳腐化してしまうとか、競合が簡単にマネをして、逆に追い越されるとか、短期で終わってしまうことは多々あります。しかし、マーケティングと言うからには「長期的な視点」を重要視するべきなのです。

顧客支持を得ること

顧客支持を得ること=顧客が支持すること
マーケティングの中心は、いつも顧客です。売る側は、「買ってくれー」、と自分たちの気持ちを押しつけてしまいがち。根っこに「買ってくれー」があると、短期的な顧客支持を得ることはできても、化けの皮が剥がれ、顧客の長期的な支持を得ることはできません。そして、顧客が自発的に無理なく行動を起こし続けるコトが重要であることがわかります。

マーケティングは

顧客にとって価値のある製品やサービスを提供する

製品やサービスが、顧客にとってどの様な価値があるのか、じっくりと考える必要があります。自分が持っているコア技術を売りたいだけで、それに対して顧客はいない、という状況に陥っているケースもあります。このポイントを整理し、自分たちの製品、サービスの顧客に対する価値を明確に定義する必要があります。

必要なすべての要素をコントロールする

この記事は「Webマーケティング」を説明することが目的ではありますが、そもそもマーケティングと言うからには、Webだけではなく、必要な全ての要素をコントロールすることが前提だと言うことがわかります。自社の理念、ビジョンからスタートし、各セクションの連携や現場でのオペレーション、人事評価システムなど、社内だけを観てもコントロールするポイントは多岐にわたります。そしてどこで売るのか、いくらで売るのか、流通の仕組み、プロモーション全般、販売活動の全てにおいてコントロール出来る範囲は全てコントロールするのがマーケティングの前提条件であることがわかります。

顧客からの信頼を勝ち取り

必要な全ての要素をコントロールした結果、まずは顧客からの信頼を勝ち取ることです。ここまでのプロセスで、どこかで小さな不整合が発生すると顧客からの信頼を勝ち取ることは難しいことが簡単に想像されます。「先日電話で問い合わせた内容と、今日言ってることが違う。」「ホームページに書いてある内容と、問合せに対する回答が違う。」「ホームページの写真と、送られてきた商品の印象が違う。」「居酒屋で社員が不平不満を言っていた。」これでは顧客からの信頼を勝ち取ることはできません。顧客からの信頼を勝ち取るために、必要な全ての要素をコントロールすることを徹底できるシステムが必要です。

継続的に成長すること

消費税アップの前に成長した。それに合わせて設備にもヒトにも投資した。しかし、その後消費が落ち込み、設備費、人件費が経営を圧迫する。こんなことになってはマーケティングが成功したとは言えません。
ベンチャー企業で年200%成長だと急激な成長を見込むケースもあれば、長寿企業で身の丈経営を重視し毎年5%成長というケースもあります。提供する製品・サービスに応じて継続的に成長することは重要ポイントです。

マーケティングという言葉を説明すると、上記の様になります。
であれば、「Web」はマーケティングの限定的なほんの一部の要素でしかない、と言えてしまいます。「マーケティング」を大きな円で書くと、「Web」はその円の中の小さな円という立ち位置です。
「Webマーケティング」とは、マーケティングの中の一部である「Web」の部分だけを取り扱うサービス、と言うことで良いのでしょうか? 何だか違和感を感じますね。とても気持ち悪いです。

弊社のWebマーケティング

弊社ではWebはマーケティングの一部であるので、クライアント企業のマーケティング領域の確認、社内システムの確認、各部署のオペレーション状態の確認、そしてマーケティング上の改善の提案を行ったうえで、「マーケティングはこうなので、Webはこのように表現、運営しましょう。」というのが「Webマーケティング」だ、と定義しています。

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