売上げアップのためのWEBマーケティング　第6回　らしさ

SEO対策をしなくても売上げを2倍にする方法をSEOコンサルタントが公開します。
売上げアップのためのWEBマーケティング　第3回　購買率の5つのチェックポイントの中から「らしさ」についてお話しします。

ネットを使うときの心の状態

初めてあなたのサイトに訪れたお客さんが、「このサイトを見よう」と決断するために要する時間はどれぐらいだと思いますか？　どこの調査だったかは覚えていないのですが「3秒」だそうです。大阪のおばちゃんは1秒待てないそうです。Googleの検索結果が表示される前に、指先がマウスの上でコツコツコツと16ビートを刻んでいます。

インターネットにアクセスしているときは気持ちが「せっかち」になっているのかもしれませんね。もしそうであれば、情報を提供する側も、せっかちな人々に一瞬で「これ、これ！」と納得していただけるようなプレゼンテーションを心がけなければいけません。

例えば

さて、今あなたが、その「せっかち」な気持ちの状況になってください。
さっき、食事をしていたら「ガリッ」と歯が欠けてしまいました。ズキズキした痛みがあり、歯医者に行かなければと思ったのですが、今住んでる所で今までに歯医者に行ったことが無いので何処へ行こうかあてがありません。
ネットで検索する事にしました。

スマホに向かって「近くの歯医者探して！」
1番に出てきた歯医者さんをクリック！！　すると何処かのリゾート地にヨットが浮かんでいて、そこに金持ちそうなギラギラとした先生らしき人が写っています。デザインも凝っていて、かっこいいサイトに仕上がっています。どうやらこの歯医者さんの趣味がヨットでリゾート地を巡ることみたいで、イメージが完全に趣味の世界になっちゃってます。
2番に出てきた歯医者さんは、いかにも歯医者さんの姿で、真剣に治療に臨んでいる写真と、実績を表す数字がいくつか掲載されています。デザインはあまり凝ってはいないですが、シンプルでスッキリした印象です。
さて、あなたはどちらの歯医者さんに電話してみようと思いますか？

表現が極端ではありますが、これが「らしさ」です。
検索するヒトの心の状態に合わせて、サイトの雰囲気をデザインすることが、まず見てもらうための3秒の壁を越える一つの条件となります。たとえの1番に出てきた歯医者のようなことはやっていないですか？普通にサイトを見ていても、意外とそんなことをやってるサイトを見掛けますよ。

チェックポイント

まずは写真。
使っている写真が「らしさ」に整合しているかがポイント。上手い下手ではなく、「らしさ」に整合してるかがポイントです。

次に人。
写真の中に写っている人が「らしい」かです。違和感を感じる人を掲載するのは良くないです。

それから色使い
好きな色、会社の色だから、理由は色々考えられますが、色は「らしさ」に大きく影響を与えるので、「らしさ」を優先に色使いは心がけたいです。

細かいところも含め、スクロールせずに見える画面（ファーストビュー）に、本当に「らしさ」が表現出来ているかどうかってとても大切。それを越えられないと「せっかち」なお客さんはスクロールすらしてくれないと考えた方が良いでしょう。いかがでしたか？

まとめ

自社のサイトの「らしさ」はお客さんの心の状態と整合しているか、是非チェックしてみてください。その際、お客さんの視点に立つことが大切。お客さんの視点に立つってなかなか出来ないんです。心がけていてもブレるんです。何故か？　あなたはプロだからです。
必ずお客さんの視点でチェックしてください。違うと思ったら、すぐに修正してみましょう。一気に売上げが2倍になるかもです。

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