ホームページの目的は?
何のためのホームページですか?
名刺代わり、会社案内代わりって答える経営者の方、とても多いです。
本当ですか?
と聞いていくと、「本当はホームページで集客してお客様を獲得したかった」と本音が出てきます。
と言うことは「名刺代わり」「会社案内代わり」というのは、目的を達成できなかった言い訳と言う事です。
言い訳はまだまだ続きます。アナログ人間だから、担当者が育たなかった、担当者が辞めた、ホームページはわかりません…
どの言い訳もその通りだとは思うのですが、ホームページを活用できなかったのは、「目的」が途中で変わってしまったからだと思います。目的が変わると言うのは、作る前に考えていた目的「ホームページで集客してお客様を獲得する」が、制作段階で「ホームページを作る事が目的」と変わってしまったのです。
これは実によくあるケースで、制作会社との打ち合わせで「どんなイメージにしましょうか?」と聞かれた段階で目的がブレ始めます。「アップルのようなイメージが好きです」と言ってしまうと、「アップルのようなホームページを作る事」が目的に変わります。それは、発注者であるあなたも、作る側の制作会社もです。なぜなら、それが両社の唯一の共通言語になるからです。その後、様々な資料や素材を作り、探し提出するのですが、やってる作業は「アップルのようなホームページを作る事」です。
さて、ホームページが完成して、いよいよオープン。そこであなたは思います。「明日からさらに忙しくなるぞ。」
ちょっと待ってください。
この段階で目的を、はじめの「ホームページで集客してお客様を獲得する」にすり替えても目的は達成されません。だって「アップルのようなホームページを作る事」を目的に制作したのであって、「ホームページで集客してお客様を獲得する」ことを目的に制作していません。だから、ホームページをオープンしても、SEOだ、広告だと集客しても、本来の目的「ホームページで集客してお客様を獲得する」は達成されないのです。
中小企業のホームページの目的は「新規顧客獲得」
中小企業がホームページを制作する目的はは新規顧客獲得だと確信しています。中小企業だからこそ、ホームページは新規顧客獲得のためのツールとして使えるのです。それには、新規顧客を獲得するために、どんなホームページを作るべきかを「経営戦略」に落とし込む事が大切です。アップルのホームページはアップルの経営戦略に乗っ取っているからこそ機能しているのであって、経営戦略が全く違うのに、アウトプットだけを真似しても、あなたの商売とは整合しません。(アップルだけの事を言ってるのではなく、他の成功している会社のホームページはほとんど経営戦略と整合しています)
ホームページをどうするべきか考える時に、自社の経営戦略は何だったのか、それが表現されているか、チェックしてみてください。制作時には、カッコいいフラッシュ動画が欲しかったかもしれません。でも、その結果、儲かったのは制作会社であって、あなたのお客さんはあなたのホームページにカッコいいフラッシュを望んでいません。もっと違うものを望んでいます。
つまり、お客さんが望んでいる価値を、経営戦略に基づいて提供することで「新規顧客獲得」という「目的」を達成しましょうと私は言いたいのです。この目的をブラさずにホームページを運営していくことで、目的は達成され続けていきます。
もう一度、チャレンジしましょう! 今からでも遅くはありません。競合が気付き動き出す前に動き出し、インターネット上のシェアを独占していきましょう。ちゃんと考え、実践し続ければ勝ち続ける事ができますよ。
サポートが必要でしたら私を貴社のWeb戦略担当としてお使いください。成果を上げてみせます。
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中小企業経営者に贈る【ここがおかしいホームページの考え方】
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SEO入門
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