SEO入門#11 究極のSEO対策 『SEOの目的は？』
間違った常識に惑わされないSEO入門ブログの第2章は、これから5年先、10年先も有効な、検索エンジンのアルゴリズムの変化にビクビクしない、「究極のSEO対策」です。
SEOの目的は？
まずは目的をはっきりさせましょう。
私たちがSEO対策を行う目的は何ですか？
『新規顧客獲得』『売上げアップ』『問い合わせを増やす』ですよね。
絶対に間違ってはいけないのは、順位を上げることが目的ではないと言うことです。
ここを間違えて「特定のキーワードで上位表示する」ことを目的としてしまうと、
SEO対策は失敗します。
特定のキーワードで上位表示することがSEOの目的ではない
SEO対策とは特定のキーワードで上位表示することですが、私たちがSEO対策をする目的は『新規顧客獲得』『売上げアップ』『問い合わせを増やす』等ですよね。『新規顧客獲得』『売上げアップ』『問い合わせを増やす』ために、やらなければならない手段の一つが、SEO対策です。
ところが、いつのまにか目的を忘れてしまって、「○○○というキーワードで上位表示すれば売上げが上がる」という意識に変わります。これがSEO対策で失敗する最も大きな原因です。次の項目をチェックしてみませんか？
- そのキーワードは検索されているのか
- そのキーワードは購買や問い合わせに直結しているのか
- 検索エンジン内の表示はクリックを誘う文章になっているか
- そのページは購買や問い合わせをしたいと思う仕組みが働いているか
そのキーワードは検索されているのか
検索されないキーワードでSEO対策をやる人がいます。それは、情報発信者が検索されていると思い込んでいるために起こります。また、SEO会社が、上位表示しやすいキーワードを提案し、それをそのまま受け入れてしまうケースもあるでしょう。いずれにせよ、検索されないキーワードで1位を取っても何の意味も無いのですから、まずそこに気付いてください。
そのキーワードが検索されているかどうかは簡単にキーワードツールで調査できます。使い方はここでは説明しませんが、注意点として左メニューの「部分一致」のチェックを外し「完全一致」で調査することです。そしてグローバルまたはローカル月間検索ボリュームの数字が一ヶ月に検索されている数なので、それを1日に置き換えて、その数の1割があなたのサイトに訪れる、と仮定して数字を判断してください。
そのキーワードは購買や問い合わせに直結しているのか
例えば「SEO」と検索するときに、あなたの頭の中にはどういう意識がありますか？今のあなたなら「SEOについて知りたい」と言う気持ちが強いですよね。その気持ちのままでSEO会社を探すでしょうか？ たとえ人と会わなくても発注できるSEOというサービスであっても依頼するなら顔が見えて安心できる方が良いと考える人がいるでしょう。または料金が決め手だと考える人もいるでしょう（料金で選ぶと失敗の確率は上がりますが）し、手法が気になる人もいるでしょう。するとお客さんはそのような気持ちをキーワードに変えて検索します。
知りたい、調べたい、調査したい、と言う気持ちの時と、購入したい、申し込みたい時の気持ちが違うのであれば、キーワードも変わるのです。
検索エンジン内の表示はクリックを誘う文章になっているか
検索した画面にはデフォルトで10件の自然検索結果が表示されます。最近は色々なSEO情報源で「キーワードをタイトルに含むこと！」となっているので、同じようなタイトルのサイトがズラリと並ぶことも多いのではないでしょうか？検索結果に同じようなタイトルやスニペットが並ぶと、検索した側はどれも同じか？と感じ、意識が止まってしまいます。と言うことはクリックされないかもしれません。ならば、私たちは他のサイトと違ったタイトルにしましょう。白いバラの花束の中に、赤い薔薇が一本入っていると目立ちますし白いバラは赤い薔薇を引き立てます。クリックされたければ、他のサイトとの違いを出し、赤い薔薇になるのです。
そのページは購買や問い合わせをしたいと思う仕組みが働いているか
SEO対策が大成功したとしても、そのページに欲しいと思わせるコンテンツが無ければ購入しません。せっかく訪問しても、すぐに検索エンジンに戻ってライバルサイトでご購入です。当たり前と言えば当たり前なのですが、ここに気付かない経営者は多いのです。
コンテンツを充実させることが今後のSEO対策では最重要なのです。まずはそこの認識を改めてください。たとえ1000人集客できても、購入に至る仕掛けが無ければ購入者はゼロです。SEO対策もホームページも何も生み出さない死の資産にしかなりません。
今回は、まず私たちがSEO対策に取り組む目的は何なのか、について認識を新たにしていただきました。次回以降、実践的な究極のSEO対策について話していきたいと思います
■□■ 最後までお読みいただき、ありがとうございます。■□■
よろしければ、下の「g+1」などをクリックしていただき、応援していただければ感謝です。
ありがとうございます。
