SEO入門#13『コンテンツを充実させる』こだわりを表現
コンテンツを充実させて、読み手がそれに共感してくれればコンテンツの価値があがります。共感を呼ぶ比較的考えやすいコンテンツに『開発秘話』や『こだわり』があります。
開発秘話 こだわり
開発秘話や裏話、こだわり、は、たいがいどんなモノにもあると思います。例えば前回も取り上げた「蛍光ペン」。歴史も古いので開発秘話だけではなく、改良したポイントも数々あるでしょう。私が初めて蛍光ペンで書かれたモノを見たのは学校に貼られた手書きのポスターでした。ポスターが光って見えたので、そこには人だかりができました。本当に光ってるように見えたので、そこを手で覆って本当に光っているか試してみたものです。そして次に思ったのは『どないなっとんねん!』蛍光ペンの正体を知りたくなりました。当時はインターネットがなかったので、調べようとはしませんでしたが、今ならスマートフォンでサクッと調べることができますよね。そして、その記事に共感したらfacebookやtwitterで拡散です。『こんなスゴイもの見つけたで〜!』 すると訪問者も増え、ブログなどからリンクする人も現れ、運が良ければマスコミで取り上げられるかもしれません。
開発秘話や裏話は比較的このような効果を生み出しやすいコンテンツです。そして開発した側の意識で書けるコンテンツなので書きやすいと思います。そこで提案です。こんな枠組みで開発秘話やこだわりを書いてみてはいかがでしょうか。
- 原点
- 何が始まりだったか。何に、どのように気付たのか。
- どうやって
- まず、何に取り組んだのか、社内決済はどうやって取ったのかなど、開発中のHowを。
- 感動
- 開発途中には様々な感動があったと思います。
- 困難と克服
- 開発に困難は付きもの。何に挫折しそうになったのか、それをどうやって克服したのか。
- 完成
- 完成したときの喜びを表現しましょう。自分だけでは無く社内の人も家族も友人も喜んだことでしょう。
- 反響
- お客様の反響は共感しやすいコンテンツです。どのようなお客さんが何にどのように反応したのか。それを聞いて何を感じたのか。反響の数は多ければ多いほど良いです。
- 応用
- できた商品がどのように応用できるのか、具体的に書きましょう。お客様からお聞きするのもいいでしょう。
他にも色々な枠組みが考えられると思います。それぞれの枠で5W1Hを併用して記事を書くと話が分かりやすくなると思います。苦労して開発した商品やシステムであっても、たまたま思いついたアイデアであっても、それを情報発信することで、オリジナリティー(独自性)の高いコンテンツに変わります。
現在、SEOで最も大切なのはオリジナリティーの高いコンテンツのアウトプットです。複数の商品やサービスを取り扱っていれば、その数だけ開発秘話があるはずですので、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。
注意! やってはいけないこと!
ただし、絶対にやってはいけないことがひとつ有ります。それは「自画自賛」です。これは顧客がもっとも嫌がるコンテンツであるとアタマに叩き込んでおいてください。油断すると「こだわり」がいつの間にか「自画自賛」に変わってしまいます。するとお客さんはリピートしません。ご注意を。
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