SEO入門#20『アクセスを増やす』PPC広告
アクセスを増やすために是非やって頂きたい事があります。それはPPC広告です。SEOをお勧めする人間が、SEO対策の記事を書いているブログでお勧めするのもなんですが、まずはPPC広告をやりましょう
PPC広告(キーワード広告)
PPCとは Pay Per Clic の頭文字をとった略語です。クリックごとに支払う広告と言うことです。他の言い方では、検索連動型広告、キーワード広告、GoogleではAdWords、Yahoo!ではリスティング広告と言います。具体的には、下図で確認してください。
私たちが検索エンジンで検索したときに、自然検索の上部と右側に出てるのがPPC広告です。よく見ると背景の色が変わっていたり、薄い線で、自然検索とは区別され、Yahoo!では「スポンサードサーチ」Googleでは「広告」と書かれています。広告と言うからにはお金を払って掲載して頂くわけですが、そこには入札という仕組みが働き、入札金額の高い広告から順番に表示されます。詳しい説明はこの後にします。
PPC広告をお勧めするわけ
即時性 すぐに反映される
PPC広告は入稿しますと、そのあと審査があるものの、基本的にはすぐに表示されます。この点が素晴らしいですね。SEO対策を考えたときに、まれにすぐに表示されるキーワードもありますが、通常安定するまでは3ヵ月から6ヵ月の時間を要するわけですから、この時間差は比較にならないです。例えばあなたの取り扱っている商品がテレビで紹介されたら、その場で広告を入稿しすればチャンスを逃がしません。このメリットは非常に大きいと思います。
自然検索よりも上部に表示される
Yahoo!だと自然検索の上(プレミアムゾーンと呼んでいます)に4つ、Googleだと3つのサイトが表示されます。Yahoo!だと検索結果画面のファーストビュー(スクロールしなくても見える範囲)のほとんどが広告と言うことに気付きます。と言うことは自然検索よりも圧倒的な優位性があると言えますよね。広告はいやだという人もいらっしゃるのですが、あなたはどう考えますか?
キーワードは事実上無限に設定できる
例えばSEO対策でキーワードを設定するときに、「SEO」にしようか「SEO対策」にしようか、と考えるわけですが、キーワード広告なら、事実上無限にキーワードを設定できるわけです。キーワード何にしようかと悩まなくても、逆に考えられるだけ設定してしまえばいいわけです。そしたら、意外なキーワードでヒットしていたり、このキーワードで集客できるだろうと思っていたキーワードが全くクリックされなかったり、クリックされてもコンバージョン(成約、申し込み)に繋がっていなかったりすることも明確に解ります。PPC広告を続けていれば、どのキーワードが最も効率的に売上げに結びついているのかが見えてきますので、そのキーワードでSEO対策をすれば、SEOでも成果を上げることが出来ます。
広告は自分でクリエイトできる
自然検索に表示されるのは、主にページのタイトルとmeta descriptionに書かれた文章です。キーワードとの整合性のために、ページ内の関連性が高い部分が表示されることもありますし、タイトルが書き換えられて表示されることもあります。これはマーケティング的に検索された方の心に刺さらない結果を招くこともあります。
しかし、PPC広告はガイドラインに沿った内容であれば、文章は自由に設定できます。自分で自由にコントロールできるのですがら、どんな文章表現をすれば検索した人のココロに刺さるのか、試行錯誤することが出来ます。このメリットはとても大きいです。
リンク先も自由に決められる
検索した人はあなたの広告の先にあるコンテンツに期待しています。私の望んでいる答えがそこにあると期待しているのです。なので、その期待を満たして上げなければいけません。PPC広告はリンク先を指定することが出来るので、「AAA」と検索した人には「AAA」の商品ページを、「BBB」と検索した人には「BBB」の商品ページを見せて上げることができます。このコントロールが大切なのは、あなたが何かを検索したときに実感しているはずです。
失敗することが多い=真の競合は少ない
PPC広告で失敗して撤退する人は多いです。だからあなたにはチャンスがあるのです。
失敗する理由、撤退する理由をあげてみます。
- 画面が複雑で専門用語だらけ
- PPC広告はプル型なのにプッシュしてしまう
- 一回出稿しただけで成果が出ないと判断しやめてしまう
- ヘンな代理店に任せて金だけ使って成約につながらない
どうですか? ちょっと我慢すれば乗り越えられるハードルばかりです。ライバルがウダウダしている間に、さっさとお客さんを奪い去っていきましょう。
順位・課金の仕組み
順位は入札方式で決定するのですが、そこに「広告品質」という要素が掛け算されます。まずは入札についてお話しします。入札金額はキーワードによって変わります。人気のあるキーワードは入札費用も高いですが、ニッチなキーワードであればワンクリック10円とかで入札出来ます。
ところがGoogleはこれに「広告品質」という要因を掛け算することにしました。「広告品質」とは簡単に言えば「クリックされやすいかどうか」なので、広告を見る側に、良い広告だというメリットを与えます。広告品質を掛け算しないと、品質の悪い広告ばかりが表示されることが考えられ、ユーザーにもGoogleにもメリットが生まれないためです。なので、私たちが入稿するときには、カネも必要ですが、「クリックされやすい広告を作ること」にも心がけましょう。そうすることで、広告費を抑えることが出来ます。
広告費の考え方
まず初めに知って頂きたいのは、こういう考え方では成功しないと言うことです。
『今月は広告費30万あるからこれでやっておいて』
この考え方では大失敗します。PPC広告で最も重要視しなければいけないことは私は顧客獲得単価だと考えています。一人のお客さんに買ってもらうためにいくら必要なのかを割り出すことです。そして、今月100名のお客さんを獲得するという目標があれば、それを掛け算すればいいわけです。
例えば顧客獲得単価が1,000円で100名の新規顧客なら 1,000円 × 100名 = 100,000円 という式が成立します。これが成立するのがPPC広告の優れているところでもあります。経営者からすると何とコントローラブルな予算計画でしょうか。
重要なのは広告文とホームページ
まず、検索した人はそのキーワードに対する答えを探していることを意識しましょう。つまり答えが欲しいのです。だったら広告文はその答えになっていないといけませんよね。プル型ということです。そして競合がどんな広告を出しているのかも注意してみましょう。競合に勝てる広告になっているか。間違えても「安心!親切!」なんて書いてはいけません。プル型広告でプッシュしては逆効果ですし、安心とか親切はお客さんが決めることだからです。
お客さんが探しているモノは何か、競合がやっていることは何か、そこから私たちは何を言えば良いのか、と考える事が重要です。具体的な方法については、スミマセン! ブログでは書けません。
良い広告ができ、広告がクリックされたとして、そのホームページにお客さんを満足させる情報が載ってなかったらどうでしょうか?問合せも購入もしないことはご理解頂けると思います。そうです、どんなに集客が上手くいっても、ホームページにコンバージョンする仕組みがないと成果には結びつきません。お客さんは冷たいです。このホームページを見るか見ないかは「3秒」で判断します。スクロールもクリックもしないと考えてください。いわゆるファーストビュー(スクロールしなくても見える範囲)にお客さんが購入する理由が表現できている必要があります。そして、競合の存在を忘れてはいけません。あなたのページと、競合のページは必ず冷たい目で比較され、勝者にお客さんは流れていきます。
SEOが成功しても売上げに結びつかないと言われる原因の一つがこれです。ここまで何度も何度も書いていますが、ホームページはコンテンツが非常に重要だと言っているのは、ここにも関連付いてくるわけです。
7,500円のお試しチケット
弊社はGoogleのオープンビジネスパートナーですので、Googleアドワーズの7,500円分のお試しチケットをお配りしています。ご連絡頂ければお送りいたしますので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか? サポートが必要だと感じられれば「無料個別相談会」でもご案内できます。是非コレを機にPPC広告で集客してください。あなたのコンテンツが優れていて、集客ができれば、リンクしてもらえるかもしれません。そしたらそれば金では買えない資産になります。強くお勧めします。
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