SEO入門#9 過去のSEO対策 オールドドメイン
オールドドメイン=古いドメイン
古いドメインと言うことは、それだけの期間、運営されてきたサイトなので、価値があるだろう。と言う仮説です。
ですが、例えば全く同じ条件のサイトが2つ存在した場合、古いドメインの方を優先しよう、ぐらいの差しかありません。全く無効ではありませんが、神経をとがらせてオールドドメインにこだわる必要はないでしょう
オールドドメイン
SEOの営業を受けたことのある人なら、「IPアドレス分散で、オールドドメインのサイトからリンクしますから上位表示します。」というような話を聞いたことがあるかもしれません。でも、SEO会社がこのように営業してくるオールドドメインは無視していただいて結構です。少し詳しく説明します。
オールドドメインがSEOに有利だと言う場合には、2つの要因が含まれています。
一つは先にも述べた古い方が歴史があるから評価が高いと言う考え方。
オールドドメインを使ったサイトを立ち上げている、つまり評価の高いサイトを立ち上げている。
その価値あるサイトからリンクを貼るので、リンク先のサイトにも価値を引き継ぐことができる。
だから、上位表示します。と言う仮説です。
まず、無視して頂いて結構です。
もう一つは、例えば大手企業が何らかのキャンペーンを過去にやっていて、それが既に終了していた場合、そのドメインには多くのリンクが貼られていることが考えられます。例えば10,000本のリンクが貼られていたとします。そして既にそのキャンペーンが終了し、ドメインを入手することが可能であった場合に、そのドメインで新しくサイトを立ち上げれば、いきなり10,000のリンクが貼られたサイトになるわけですから、SEO的にはとても有利なスタートが切れると言う仮説です。
このようなオールドドメインを取引するオークションサイトなども存在し、オールドドメインが20万とか、30万とかで取引されています。
過去、条件の良いオールドドメインでSEOが成功していたケースもありますが、今は効果はイマイチと考えています。
なぜなら、Googleは一定の期間ブランクがあったことを認識していますし、過去のコンテンツと新しいコンテンツの違いもわかります。すると新しいコンテンツでサイトが立ち上がったら、過去のリンクの価値を一端リセットします。なので、最近はオールドドメインでSEOに成功したという事例をほとんど聞きません。
また、オールドドメインを見つけるのも困難ですし、みつかっても所有者がいれば交渉しなければいけません。なかなか大変なのです。
オールドドメインに関しては全てを否定するつもりはありませんが、価値あるオールドドメインを見つけるのも困難だし、入手も困難。うまく入手できてもサイトを立ち上げてみないとSEOにおける価値が有るのか無いのか判断できない。また、ドメインが古いだけでSEO的な価値の全くないオールドドメインをつかまされることも考えられる。などなど難しいことがたくさんありますので、オールドドメインにこだわる必要は無いと判断しています。
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