Googleページレイアウトアルゴリズム更新
2012年10月10日、Google の Matt Cutts氏が twitter で「ページレイアウトアルゴリズムを更新した」とアナウンスしています。
影響は英語検索において0.7%以下とのこと。
ページレイアウトアルゴリズム
ページレイアウトアルゴリズムとは、ページのファーストビュー(スクロールしなくても見える範囲)に広告や他のサイトへの誘導リンクが多い場合に、そのページの評価を落とす、というアルゴリズムです。
実際的にどの様なサイトが対象になるかと言うと、例えばアフィリエイト広告目的で作られ、一面広告で埋め尽くされたサイトなどです。
技術的、テクニック的な問題ではない
では、ファーストビューに広告を載せずに、その下に広告をレイアウトすれば良いのか。ファーストビューとは上部から何ピクセルか。広告を載せる数はいくつまでなら良いのか。と言うような質問が聞こえてきそうですが、そこが問題になっているのではありません。Googleが一貫してコンテンツ制作をする人達に何を求めているのかを思い起こしてください。
コンテンツが重要
Googleはアフィリエイト広告が悪いと言ってるわけではありません。Googleもアフィリエイターの恩恵を被っている企業ですし、アフィリエイトを全否定しているのではありません。私たちが情報を検索しているときに、ファーストビューが広告だらけのページに出会うとどんな印象を受けますか?そのページのオリジナリティーは感じられないでしょうし、そのページで何を表現したいのかもわかりません。「お願い、どのバナーでも良いからクリックして!」と言っているように感じることもあります。
Googleは一貫してオリジナリティーのあるページ制作を私たちに勧めているので、その視点から考えると、訪問者に評価されるページを制作することが重要ポイントです。単に広告が並んでいるだけのサイトではなく、広告に対して自分の言葉で解説をしているサイトをGoogleは否定しないと思います。「この商品はこのような背景から生まれてきた。それは他社と違ってこういう利点がある。それを使う我々は、このように便利になる。それだけでは無くこれを使うと家族みんなが幸せになれる。だから私はこの商品をみなさんにお勧めしたい。」と言うように構成されていれば、そのホームページは評価の高いアフィリエイトサイトと判断されるのではないでしょうか。
アルゴリズムの変動に動じないサイト作りを
今回はページレイアウトアルゴリズムの更新でしたが、ここんところGoogleはアルゴリズムの更新ラッシュですね。このようなアルゴリズムの変動に動じないコンテンツ制作を心がけることが、今我々がやるべきSEO対策であると思います。
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