ペンギン・パンダアップデートをGoogleの理念から考える

4回連続で、パンダアップデートペンギンアップデート回復方法について私の考えを説明してきました。
もしかしたら、この記事を読んでいただいている方の中には、順位が大幅に下落して死活問題だ!と感じてられるかたもいらっしゃるかと思います。おそらく、何が悪かったのかも、ある程度理解されている事でしょう。そして回復方法を求めて探しているが光がさしてこない。
しかし、Googleがなぜペンギンアップデート、パンダアップデートと大幅なアルゴリズムの変更を行ってきたのかを考えれば、今後、私達がホームページを作る際に気をつけないといけない事、目指さなければならない姿が見えてくるのではないでしょうか。

ということで、今回はGoogleのミッションステートメントを交えながらお話ししてみたいと思います。
Googleの10の事実の中に、『悪事を働かなくてもお金は稼げる』と言う項目があることは有名な話しです。
Googleは悪をなさないということは、Googleの経営にどのような影響を与えているのでしょうか。

なぜ私達はGoogleを使うのか

私達が検索においてGoogleを使う理由を考えてみましょう。(現在Yahoo! Japan も検索エンジンはGoogleを使っている事を付け加えておきます)私達が検索する時に「○○について教えてください」と検索窓にキーワードを入力し検索ボタンを押す。そこへ「あなたがお探しの情報はコレですか?」と瞬間的にGoogleは答えを返してくれる。その答えをクリックしたら、「そうそう、これです。この情報が欲しかったんです。」と自分の欲しかった情報が瞬時に導き出せる。だから私達はGoogleを使うのですよね。
この検索の精度が上がれば上がるほど、私達は今以上にGoogleを使う様になります。

もし、Googleの検索結果が、「広告を入れてもらっているから上位表示しよう」というようなアルゴリズムで動いていたら、私達、検索する人は満足するでしょうか?満足しないですよね?
見たくないモノを見せられる訳ですから、イライラします。このように「悪をなさず」という考えが検索精度をより高める方向へ働いています。
そして、Googleが何を「悪」と考えているかについては「品質ガイドライン」で善悪を明確に示しています。
またSEOに関してもGoogleは否定している訳ではなく逆に歓迎しており、その現れとして「検索エンジン最適化スターターガイド」を誰にでも見れるよう、サイトにアップしています。

しかし、我々のようなSEO会社は初期の段階でアルゴリズムのレベルが今よりもずっと低い時に、プログラムの穴をみつけては、それを利用して上位表示するような小手先のテクニックを開発して行きます。このように検索順位を変動させる行為を行う者が増えれば、検索結果がGoogleが考える正しい順番に並ばなくなってきます。そしてネット上にゴミサイトの山が出来上がって、今やネット上の90%以上がスパムと言う状況だと言われます。

ペンギンアップデート、パンダアップデートの意味

Googleの検索順位は外部からのリンクの質と、ページ自体のコンテンツによって決定される基本的なアルゴリズムの流れは今も変わっていないと思います。
しかし、今回のアップデートでその精度が今までよりも格段に上がった訳です。
ペンギンアップデートで外部リンクの質判断の精度を上げ、パンダアップデートでコンテンツの質判断の精度を上げた。よって私達の望む検索結果により近づいた。かつ、質の悪いコンテンツは勧めてこない。
そうすることで、さらにGoogleの利用頻度が高まり、検索を利用する人々の心理にマッチした広告を提示する事で、Googleは収益を伸ばして行くというビジネスモデルなわけです。
ですから、今後もGoogleは手を緩める事無く、さらに検索の質を上げる事をやってきます。だったら、私達コンテンツ・情報を提供する人達は、コンテンツの質を上げる努力をすることが、コレから先私達が取り組むべきSEOだと言える訳です。

ここがわかれば、もう私達は作為的なSEOに時間も金も使う必要は無くなりますよね。コンテンツを作る事に注力する事が出来ますから。
 

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