SEO入門#16『コンテンツを充実させる』文字数、リンクの貼り方

コンテンツを制作するときに、疑問がわいてきます。「文字数は何文字が適切か」「更新頻度はどれぐらいが適当か」「どんなリンクを発生すればよいのか」など。これが絶対というわけではなく、私が感じている経験値、参考値をご紹介します。

文字数

一つのコンテンツの文字数はどれぐらいが適当かとよく質問されます。
最低でも600文字以上は必要だと思います。
これ以下で何かのメッセージを伝えるというのは難しいと感じています。

私たちがコンテンツを作る目的をもう一度思い出してください。
目的は売上げを伸ばすとか、問い合わせを増やすことでした。
そのためにはコンテンツの充実が必要です。
初心者からプロフェッショナルまで、様々な立場の人が対象です。
その人たちにメッセージを伝えるのがコンテンツ、文章の役目です。
なので、5W1Hをベースにコンテンツを制作する必要があります。
SEO対策が目的では無かったことを思い出しましょう。
ですが、このように考えコンテンツを充実させていくことをGoogleは望んでいます。
インターネットユーザーも望んでいます。
であれば、インターネットユーザー、あなたのお客さんに対して
いいコンテンツをつくっていきましょう。

ホームページを更新するとは

ホームページの更新と聞いたときに、トップページの一部が書き換わっていることとイメージされる方が多いのですが、私たちが言う更新の意味はコンテンツの追加です。トップページの一部修正は更新とは考えていません。

どこかのニュースソースを自動的にひっぱってきて、あたかもホームページが更新されたかのように見せかけるツールがあったかと思いますが、そのようなやり方はやめておいた方がいいでしょう。そう考える背景には、ホームページの更新は面倒だから、という考えがあると思うのですが、ホームページはあなたのお客様とのコミュニケーションツールなのですから、面倒臭がってはいけません。ここまで説明してきたことを参考に、コンテンツを追加していくことを考えましょう。それは、あなたと新規顧客との出会いを創っていくからです。

更新の頻度

更新の頻度は多いに越したことはないのですが、事業によって違ってくると思います。毎日更新することが購買に繋がる事業もあれば、2週間に1回のコラムがパワーを発揮する事業もあるでしょう。あなたの事業内容に応じて更新すれば良いと思います。それでも、1ヵ月何も更新することが無い、というのはあまり考えられない状況だと思います。これらのことから、どれぐらいの更新頻度が適切か考えてみてください。自分にプレッシャーを与えすぎないことも考えておく必要がありますね。

自社サイトへのリンクの貼り方

リンクを貼るということは、SEO的にはあなたのページの持っているパワーをリンク先のページに分けてあげる、と言うことです。ですので、その力配分を考えながら計画的にリンクを貼る必要があります。

弊社のようにホームページとブログが別のドメインの場合、ヘッダーにもサイドバーにもフッターにもとにかくたくさんのリンクを貼り付けてしまいがち。おまけに記事の中からもリンクを貼ることがあります。でもこれって一つのブログから一つのサイトへ、スゴイ数のリンクが貼られることになります。これって、ウザイですよね。そんなときには、[nofollow]を使いましょう。使い方の例は下記の通り。

 <a href=”http://www.truth-inc.com/” rel=”nofollow”>トゥルースのホームページ” </a> 

こうすることでリンクのパワーをリンク先に引き継がなくなります。

本文の中からサービス名や商品名のリンクを飛ばす場合は、次のように文章の中にリンクを埋め込みます。

私たちは、情報を誰でも一目でわかるように整理された図形やイラストで、企業が集めた情報分析をインフォグラフィックという手法でで図案化します。

書籍などであれば、ページの一番下とか裏などに「引用」として出所が書かれていますが、ホームページであれば、上記のように直接その言葉にリンクを貼れるので、読む立場としても読みやすくなるはずです。これも、リンクが同じページに集中する場合は先ほどの[nofollow]をつけるべきだと思います。

他社サイトへのリンクの貼り方

他社サイトへリンクを貼るということは、あなたのページが持っているパワーを他社サイトへ引き継ぐわけですから、間違っても直接競合へ貼ることは避けましょう。だからといって、他社サイトへのリンクが全くないと言うのも不自然です。ですので、自社にとってある程度関係があって、直接競合にならないサイトへはリンクしましょう。例えば弊社でしたら、SEO対策を始めるときにはGoogleの検索エンジン最適化スターターガイドをお勧めしています。また、必ずウェブマスター向けガイドラインにも目を通してください。このようなリンクを要所要所で発生させます。

どうすれば良いだろう? と思ったときには、「検索エンジンが無かったとして、それをやりますか?」と自問してみてください。

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