SEO入門#25 Google+

Google+(グーグル プラス)とはfacebookに対抗してGoogleが投入したソーシャル ネットワーキング サービスと思われがちですが、Googleとしてはそのつもりはないでしょう。サービスはよく似ていますが、考え方の違いがサービスの細部にあらわれています。Google+とSEOの関係については強い関連性があるわけでは無いのですが、SEO対策を行う者として押さえておくべきと思われる点について書いてみました。
 

Google+とSEO対策

Google+

 Google+と検索順位が直接関係するのか、というと、Googleの理念と照らし合わせると、それは現時点ではあり得ないと思います。しかしながら、Google+であることをしたとたん、検索順位が大幅に変動したことがあり(今は確認できません)、もしかしたら関係するのではないか、という憶測は立ってしまいます。ですが、今回は裏技的な話をするのではなく、SEO対策を行う者としてGoogle+を使うべき理由を書かせていただきます。
 

プロフィール

 検索すると「著作者」の情報が写真付きで表示されることがあります。


著作


 この著作情報はGoogle+のプロフィールから引っ張ってきています。ここに表示させる方法については幾つかありますので別の記事で紹介しますが、一番簡単な方法はGoogle+のプロフィールの中の「投稿先」にサイトを登録することです。ここで注目していただきたいのが、検索とGoogle+の情報が関連付けられている点です。

 サイトの情報と著作者の情報が関連付けられているということは、Googleはどんな情報を整理しようとしているのでしょうか。
 

facebookと比較しても意味が無い

 facebookとGoogle+は何が違うのか、といった議論をすることがありますが、Googleのビジネスモデルを考えると、facebookと争うことを考えているのでは無く、もっと深いところを狙っていると感じてしまいます。Googleがどうやって利益を得ているのかを考えていくと、話はおもしろくなります。
 

Googleのビジネスモデル

 Googleの一番の収益は「広告」です。ご存じの通り、AdWordsです。Googleが人気が高いのは「検索精度が高いから」ですよね。その検索結果に連動して広告が出せるのがAdWordsです。検索の精度が高くなればなるほどGoogleを使う人が増え、AdWords広告に出稿する人も増えます。つまり、Googleが利益を出し続けるためには、検索精度をさらに上げ続けていくことが必要なのです。
 

情報の源泉は?

 Googleの検索精度の高さを支えている物は何でしょうか?それはGoogleが持っている「情報量」と「整理のノウハウ」です。Google+前のGoogleがどうやって情報を得ていたかというと、Googleアカウント、ツールバー、検索履歴、Gmail、Apps、マップ、Picasa、ブログ、日本語変換、トーク…等々でした。これだけでも個人の情報は相当得ることができるでしょう。そこへGoogle+が加わることで、Googleが得られる情報とは何でしょうか。それは「繋がり」ではないでしょうか。Gmailやトークなど繋がるための仕組みはもっていたものの、facebookのように個人的な繋がりを明確に判断できる手段が今までのGoogleには無かったと思います。Google+を使えば、繋がりは一発で解るようになりますし、その人の情報源がどのような人脈を通じて得られているのかもわかります。Google+のなかでやりとりが発生すると、仲良し度もわかります。さらにプロフィールを充実させることで個人情報が決定的になることと、その人が管理しているサイトまで確実に解ります。
 

検索すると

 このようにして収得した膨大な情報を、検索時にどのように応用できるのか、考えてみました。

 【このサイトは○○さんが書いているので、AAAと言う情報に特化していてその情報の源泉はBBBにあり、普段のメールのやりとりやApps内の情報の質から判断すると、「AAA」という情報に関しての信頼性が「トップランク」だ。合わせてサイト内部の情報や貼られているリンクの質、リンク元の情報などを、他のサイトと比較すると、「AAA」という検索に対しては1位で表示することにしよう。】

 このようなロジックが働く可能性があるわけです。あくまでも推測ですが、あり得ないわけではないと思います。

Google+

 Google+に話を戻して考えてみましょう。仮に上記の様なロジックが働くと仮定すれば、私たちSEOを意識する者はどのようにGoogle+を使うべきでしょうか? 一言で言うとGoogle+で情報を整理することですよね。そして積極的に使うこと。それによってGoogleから信用を得ること、になるのでは無いかと思います。使わない、という選択肢は無いと思います。これはあくまでも現時点での私の推測でしかありませんので、将来このようにならなくてもお許し頂く寛容な心で受け止めて頂ければと思います。

 
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