Google日本語検索アップデート
Googleがウェブマスター向け公式ブログで、特に日本語検索に向けたアップデートを行ったと発表しています。
Google ではこのところ、より良質なサイトを検索結果としてユーザーに返すことに力を入れています (最近のお知らせ1、2)。今回は、特に日本語での検索向けに、良質なサイトの検索順位を改善するアルゴリズム変更を実施しましたのでお知らせします。
中でも日本のユーザーの方から寄せられるご意見の中には、独自のコンテンツを持つサイトが、ほかのサイトからのコピーで構成されるサイトに埋もれてしまい、見つけづらいというご意見が多数ありました。この問題に対処するために、今回のアルゴリズムのアップデートでは、独自コンテンツを持つサイトをより積極的に表示するよう変更を実施しました。この変更は、日本語検索結果の約 5% に影響する見込みです。
スクレイピングサイト
コピーで構成されるサイト
のことを「スクレイピングサイト」と言います。今回はこのスクレイピングサイトの評価を下げる事が目的のようです。
この背景にはコピーされたコンテンツが世の中にはたくさん出回っていると言うことがあります。私たちが情報を検索しているときでも、よくこのような状況に遭遇します。そして、とても無駄な時間を使ってしまうことがあります。迷惑ですよね。
なお、以前からお伝えしてきたように、独自コンテンツや付加価値のないアフィリエイトサイトは、今回のアルゴリズム変更と関係なく ウェブマスター向けガイドライン 違反となりますので、検索順位が下がることがあります。また、無断複製されたコンテンツ も同様にガイドライン違反になることがありますのでご注意ください。
ECサイトやアフィリエイトサイトは気をつけるべき
以前も同じ事を書きましたが、ECサイトで商品説明をするときに、悪気は無くても、ついメーカーの商品説明サイトをコピーして自分のサイトに貼り付けてしまうことがあります。その気持ちはよく分かりますし、一つ一つの商品説明を考えるのも大変だとは思います。しかし、読者の事を考えるとどうでしょうか?同じようなサイトが乱立していたら、ウンザリします。詳しくは「パンダアップデート ECサイトの注意点」を参考にしてください。
順位への影響
今回のアップデートが日本語検索の「5%」に影響を与えるとありますが、比較的大きな影響があるのではないかと予測されます。わたしの手元には、まだ十分なデータが出てきていません。何か変化が確認できたらお知らせいたします。
とにかく、私たちはオリジナルの上質なコンテンツをアウトプットし続けなければ、Webの世界では勝てないということでしょう。
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