売上げアップのためのWEBマーケティング 第3回 購買率
SEO対策をしなくても売上げを2倍にする方法をSEOコンサルタントが公開します。そう、SEOで頭がいっぱいになっている人に気付いて頂きたいのです。第1回、第2回でも、売上げを式にして考えました。
売上げ = 客単価 × 客数
SEOは「客数」に含まれます。今回はこの式にもう一つの要因を追加します。
それが「購買率」(転換率)です。式を書き直します。
売上げ = 客単価 × 来客数 × 購買率
来てくださったお客さんのうち、どれだけの割合で買っていただけたか、またはお客さんに転換したか、ということです。
例えばサイトに100人の訪問があって、10人が買って頂いた(お客さんになっていただいた)としたら10%が購買率です。
この10%を20%にするにはどうすれば良いだろう? と考えそれが達成出来れば売上げは2倍になります。
訪問者数を2倍にして売上げを2倍にするのと、購買率を2倍にするのとでは、どちらが早く簡単に達成出来そうですか?
おそらく、購買率を2倍にするほうが、早く簡単なイメージが出来るでしょう。
購買率を2倍にする
では、どうやって購買率を2倍にしましょうか?
ページの見直しですよね。お客さんがあなたの店で買いたいと思う要因をどうすれば強調できますか?
ところで、サイトを訪問してくださった方が「このサイトには私の望んでいる物がありそうだ」と感じ、ページを見ると決心するのに要する時間がどれぐらいかご存知ですか?
一般的には3秒以内と言われています。なかでも大阪のおばちゃんはイラチなのか「1秒待てない」そうです。
であれば、勝負は3秒で決まる、ということです。
この3秒で、あなたのお店の強みや、あなたのお店で買う理由を訪問者に伝える事ができていますか?
出来ていないのであれば、何故出来ていないのでしょうか?
その答えは、実はあなたは知っているのではないでしょうか。
ご自身がネットで何かを購入するときのことを思い出せば良いはず。
それを思い出した感覚で、自社のサイトを見てみましょう。
そして、見つかった原因を改善すれば、購買率2倍は容易いのではないでしょうか。
チェックするポイント
とは言え、もう少し具体的に説明する必要がありますよね。そこで5つのチェックポイントです。
- 「らしさ」はあるか?
- あなたのサイトで買う理由が一目で伝わるか?
- それは具体的か?
- エビデンス(証拠)が示されているか?
- 競合と比較して勝てているか?
1の「らしさ」は、訪問者が「そうそう、こういう感じのお店」と思えるかどうかです。意外とできているお店は少ないですよ。あなたの心で感じてみてください。
2〜5は、前回の客単価のところで紹介しています「3C分析」を参考にしてください。3C分析を元に上記の検討が出来ていて、それをサイトに落とし込む、というプロセスを辿っていれば、良い方向に向かっているはずです。
まとめ
売上げを2倍にするには、購買率(転換率)を10%から20%に引き上げるという方法がある。
これは来店者数を2倍にするよりも、早くて簡単そうだ。
考えるべきことは5つのポイント。
これらを元に改善すれば売上げは2倍に。さらに3倍、4倍に増えていく。
これまでの3回で、やるべきことが見えてきたのならぜひ実行に移してください。
弊社WEBマーケティング関係のページもぜひご参照下さい。
こちらの記事もお勧めです。
売上げアップのためのWEBマーケティング 第1回 売り上げ目標を決める
Webマーケティングとは:マーケティングの定義
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