SEOって何ですか? 2013年版
「SEO(Search Engine Optimization)って何ですか?」と聞かれたら、今日の答えは『コンテンツを磨くことですよ』と答えます。かつては、「どうやってGoogleやYahoo!を騙すか。」を考えたものですが、もうそんなことはムダ以外の何ものでもありません。もっと別の考え方をしないと、SEOは成立しないのです。SEOをテクニックとして考えるのではなく、ホームページを通じて社会にどんな価値を提供していくかを考える事がSEOなのです。
テクニックによるSEOの危険性
今、最もお客様からのご依頼が多いのが「SEO会社に依頼していたが、ペナルティーになっちゃって全く順位が回復しない。何とかなりませんか。」というペナルティー解除の依頼です。ですので、様々なSEO会社の手法を見させて頂いていますが、どれもGoogleのガイドラインに明らかに違反する行為。ヒトが介入しなくても明らかにマズイとわかる、外部リンク(被リンク)対策がほとんどです。そして、そのリンクを契約後も解除してくれない。解除するならカネ払え、と言われるケースも多いようです。
このような手法で順位が上がっても、それは一時的なことで、ある日突然検索結果から消えてしまい、商売が成立しない。今はこんなことが頻繁に起こる時代なのです。なので、何らかのテクニックに依存したSEO対策というのは、私は強くお勧めしません。
Googleはなぜ検索エンジンをタダで提供しているの?
Googleのビジネスモデルを考えてみましょう。
- Googleにとって検索結果とは何ですか?
- あなたが検索エンジンで検索するときに何を期待していますか?
- 検索エンジンはあなたの期待に添った提案をしますか?
- 逆にあなたの期待を裏切った提案を返してきたら、あなたはどう思いますか?
- Googleの一番の収益は何ですか?
- Googleがさらに売上げを伸ばすためには何をすればいいですか?
こう考えるとGoogleが検索エンジンの精度にこだわる理由が見えてきませんか。
Googleは良いコンテンツをお勧めしたい
Googleが常に言ってるのは「良いコンテンツを作ってね」ってことですよね。それはGoogleは「良いコンテンツ」を検索エンジンの利用者に提供したいからです。検索した人に「これがお勧めですよ」と提案したいのです。その提案が検索エンジンのユーザーの要望を高い精度で満足できれば、ユーザーは次もGoogleを使います。ですが「イマイチだなー」と思うとだんだん使うヒトが減ってきます。使うヒトが減ってくると広告を出稿している会社は「広告効果が落ちてきたから広告はやめよう」と考えるのでGoogleの収益は落ちていきます。なのでGoogleは必死でヒト、モノ、カネを突っ込んで検索エンジンの精度を高めていると言えるのでは内でしょうか。決して「このページは被リンクが多いからオススメします」とは言いたく無いわけです。
Googleにお勧めしてもらうためには優れたコンテンツが必要
こう言う訳でGoogleは「良いコンテンツを作れ」と言ってるわけです。ですのでGoogleにお勧めしてもらおうとすれば、あなたのジャンルで一番Googleがお勧めしたいコンテンツを作る以外に方法は無いと思いませんか?こういう説明をさせていただくと「面倒臭い!」と特に大阪では怒られるのですが、他の選択肢は無いと確信しています。
SEOとはコンテンツを磨くことです 2013年夏
このような理由で、『SEOとはコンテンツを磨くことです』と言い切ります。
PPCと言う選択肢もあります
SEOとPPCでは利用されるお客様の属性的な違いはあるものの、まずはPPC広告をお勧めしています。PPC広告は効果が無いとか費用が高くつくとお聞きしますが、それはやり方がマズイためです。PPC広告についてはまた別の機会にお話ししましょう。
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